就職情報サイトで企業情報を見る上で、注目する情報、最も高い割合だったのは「給与・福利厚生(58.7%)」(マイナビ)
マイナビ学生就職モニター調査の最新版がリリースされました。2024卒の最後の調査ということで様々な設問が用意されています。
調査の中に、学生が就職情報サイトで何を重視して見ているかに関する興味深い設問が含まれています。
最も注目されている情報として、**「給与・福利厚生」が58.7%**でトップを占めました。
その他にも「本社所在地・勤務地」「仕事内容」「募集職種」「事業内容」が高い注目度を示しており、一方で、取材情報や会社紹介記事、キャッチコピーなどはあまり注目されていないことが明らかとなっています。
新卒メディアの営業担当者から以前、「学生は細かい情報にあまり目を向けない」「文章の改善だけでは大きな効果は望めない」という話を聞いていましたが、この調査結果を見て、それが実感として確かめられました。
これだけの情報だけで学生が企業を選ぶのは難しいとも思いますが、情報が溢れる今、まずは待遇や仕事内容などで選択肢を絞り、その後に具体的な企業研究を進める流れが多いのかもしれません。
また、ナビサイトでの1人あたりのエントリー数は減少しており、上位表示などのオプションの効果も低下しているという情報も良く聞きます。
企業側は「条件だけで学生に選ばれたくない」と感じつつも、まずは学生に興味を持ってもらうためにも、採用条件の見直しを進める企業が増えているのだろうと感じます。
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