24卒は「選考を受ける企業を決める期間」に変化 エントリー数は減少しインターン数は増加—マイナビ調べ(HR Zine)
マイナビさんのレポートをHR Zineさんが要約をされた記事をシェアします。
「2024年卒新卒採用の振り返りと2025年卒の展望」の中で、インターンシップ期間のエントリー数が増加し、本選考期間のエントリーが減少している事が伝えられています。
2025卒のサマーインターンの状況を見ていても、この傾向は継続していくと私も感じています。
こうした動きの中、個人的に気になるのは”広報解禁”と”選考解禁”の時期、そしてそれに伴うナビサイトの仕様です。
学生の就職活動は明確に前倒しになっており、インターンシップも5日間以上であれば採用活動に利用が可能となっている中、”広報解禁”に合わせて、”本サイト”と呼ばれるナビサイトの掲載開始は3月1日からとなっています。既に3月の段階では大手を中心に母集団形成の時期を終えている企業も多くなっており、企業を探す学生も減っているにも関わらず、ここからが「本番」という建付けです。
”プレサイト”と呼ばれている、”広報解禁”前の商品の方が”プレ”ではなく主戦場になってきているのは、こちらの記事の考察からも分かります。
政府は、2026年卒業予定者から、専門性が高いと判断された学生に限り、大学4年生の6月解禁の採用選考を大学3年生の3月に前倒しすることを決め、経済団体に要請していますが、この対象の拡大はこれから議論されていくべきではないかと思案しています。
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