入社を決める前までに、配属先の明示を希望する学生は73.6%(就職みらい研究所)
就職みらい研究所さんから入社後の配属希望と確定状況に関する調査結果が発表されました。
入社を決める前までに配属先が確定していた学生が全体で27.1%に対して、「確約されている方が良い」「どちらかというと確約されている方が良い」と回答した学生の割合は約8割となっています。
「配属ガチャ」という言葉をよく目にするようになり、数年経ちますが、「職種」や「勤務地」に関しては応募時点で確定する企業も増えてきていますが、入社後に配属が確定する割合が半数以上あり、学生の希望と実態には乖離があります。
職種や勤務地確約型のジョブ型に近い採用は増えていくでしょうが、「採用時点で自身では自分の適性や希望が分からない」という学生もいるでしょうし、「総合的なゼネラリストを育てていくためにもあえて職種の確約はしない」という企業も残り続けるのだと思います。どちらを選択するにしろ、なぜ採用の入り口を確約型にするのか、しないのかを背景を正しく伝えていくかがより重要ではないかと調査結果を見て感じました。
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