劇的進化を遂げる生成系AI 人との役割分担のポイントは共感力(リクルートワークス研究所)
今朝は最新のリクルートワークス研究所さんの機関紙Worksの記事の中から尾原和啓さんの書かれた記事を引用してご紹介します。
(リンク先P53)
尾原さんは、自動化できるか/共感力が求められるかの二軸で分類すると、私たちの仕事は4つの領域に分類できると伝えられています。
① 自動化できず、共感力が求められる仕事
CEOや芸術家など、創造性や高度な戦略性に加え、共感や使命感が求められる領域は、基本的に人間が担い、AIは着想や戦略立案に役立つ
洞察を提供することになるでしょう。② 自動化でき、共感力も必要ない仕事
この領域は、主にAIが担うことになるでしょう。証券会社のトレーダールームから人が激減したのは一例です。
③ 自動化できないが、共感力も必要ない仕事
創造性や戦略性が求められるものの、共感力はさほど必要ない領域です。AIを壁打ち相手に人間は、高度な意思決定を担うでしょう。④ 自動化できるが、共感力が求められる仕事
※出典:リクルートワークス研究所 機関紙Works「Works 178 労働力不足社会vol.2 働く人の数と力をどう増やすのか」 Global View From Work Tech World
たとえば教師や高齢者介護、ウェディングプランナーなどは、自動化できる部分はAIに任せ、ヒューマンタッチの部分を人間が担うでしょう。
AIが出来る仕事とそれ以外の仕事を考える時に「共感力」という軸を置いて整理をすると、とても分かりやすいと私は感じました。
自社のリクルーティングの中でも、自分達の仕事がどの領域の仕事なのか?という事を説明する枠組みとしても活用できると感じたのでシェアさせていただきます。
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