24卒新卒採用の本選考時期とオワハラの実態(note)

先日の政府からの要望を受けて、「オワハラ」に関する話を目にする機会が増えましたが、今日は学生さんの声としてnoteをシェアします。

既に内定を頂いた企業から、4月末までに内定承諾/辞退の結論を出してくださいと迫られています。内定の電話を頂いた時に、まだ選考を続けたい旨は伝えましたが、会社の採用活動にもお金がかかっているので、期日までに決めてほしいと言われました。また、電話の時に、これ以上別の会社にエントリーしないでほしいとも言われました。それでも、私から、就活を続たくて、そこでしか得られない知見が将来の糧になるという仮説を話した時には、そんな知見いつ役に立つかわからないよと否定されました。知識って、いつ役立つかわからないけど、意外なところで役立つものばかりだと私は思うのですが。電話を受けている時に、言葉にこそしませんでしたが、これがオワハラかと実感しました。企業に申し訳ない気持ちはありますが、私は就活を続けます。6月に、政府のルールを守った選考スケジュールの企業の面接に臨みます。

~中略~

近日中に内定承諾書を書かされるようですが、企業側からの内定取り消しはできないものの、採用された側の承諾辞退は、入社2週間前まで可能なようです。このルールに加え、自分の人生を大きく左右するのが新卒就活であり、自分が興味のある選択肢には全て挑戦したいという想いがあるため、まだ就活は続けます。

https://note.com/zousuke/n/na86a9e6b26e5

「6月に(本命企業の)選考を受けたい」という声を伝えても受け取られなかった企業側の心情もとても良く理解できますが、企業側が自発的な意思決定を促すコミュニケーションではなかったのかもしれないと感じました。(もちろん学生さんだけの声なので、実態は不明ですが)
「オワハラ」という言葉を目にする機会が増えた事で、学生さんが過剰に反応してしまうのではないかという危機意識も少しありますが、いずれにしろ企業側は学生さんの感情や立場を考慮し、配慮をしたコミュニケーションはより重要になっていきそうです。

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