今朝はnoteから就活生の体験談の記事をシェアします。あくまでもn1の声ですが、今の学生さんの志向性とキャリア選択における偶然の力を感じました。
先ず、やって良かったと感じる事の例として、「システム子会社の内々定を手土産に本選考に挑む」「システム子会社を受ける時には親会社を受けていることを言わない」と二点を上げられています。選考中の志望度の高い企業から他社の選考状況を聞かれた時の基本的なスタンスとして、同業界を中心に回答する学生さんは多いと思いますが、こちらの方はもう一歩踏み込んで、戦略的な回答をしていたようです。(その行動の良し悪しに関してはここでは触れません)
次に、理系院生ながら銀行(システム系)に絞った理由を「銀行以外の大手の夏インターンに全落ちしたため」「夏インターンで銀行(システム部門)の業務に面白さを感じたため」伝えられています。著者の方からも、『私が銀行業界を志望し始めた経緯は殆どが運と偶然でした。ただ今となって思えば就活は運と偶然の要素が大きいなと改めて感じています。』と伝えられています。もちろん狙った業界や企業での就職をしている方もいるでしょうが、今の就職活動・採用活動においては、大半の就活生にとってファーストキャリアの選択は、まさに「運と偶然」の要素が非常に大きいのではないかと私も感じます。学生さん側の立場に立つと、就職活動においては、どのような行動がどの程度出来ていたのか?はその運と偶然を掴むための大きな要素でもあると感じます。
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