2024年卒大学生就職企業人気ランキングを振り返る(マイナビ)

今朝はマイナビさんの記事をシェアします。
就職企業人気ランキングの考察として、以下の様な点が伝えられています。

・文系総合ランキングではニトリが初めてトップになり、航空、ホテル、旅行業界の人気回復が顕著
・理系ではソニーグループが2年連続1位となり、半導体やEVなどの先進分野が支持された
・コロナ禍一段落後の旅行関連のランクアップが各エリアでも目立った
・地元就職意向が高く維持され、学生の「楽しく働きたい」という意識も2年連続で増加
・SPA型の業態や先進的な技術への挑戦が学生から支持されている

こうしたランキングは大手各社の人気の程度を知るためではなく、大学生の価値観や意識の変化を知るという意味では有用だと考えています。
学生からの支持を集める企業の特徴は、BtoCの事業をやっている認知度の高い大手を中心に、
(1) インターンシップが充実している (2) 新規事業に取り組む先進性がある (3) 仕事のフィールドが広い
といった特徴が見られ、ハックマンとオルダムが提唱した【職務設計の中核五次元】を思い出します。

【 職務設計の中核五次元 】
1. タスクアイデンティティ(初めから終わりまで一貫して携われること)
2. スキルの多様性(必要とされる能力や技能が多様であること)
3. 仕事の有意義性(周囲の人々への影響力、仕事の意味が自覚され、重要だと感じること)
4. 自律性(自由裁量の範囲が大きく、仕事の結果に責任を感じられること)
5. フィードバック(仕事の成果を上司や周囲を通じて知ることができること)

こうした要素を踏まえて、自社の魅力を整理するとより伝わりやすくなるかもしれません。

出典:マイナビ・日経 2024年卒 大学生就職企業人気ランキング

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