今朝は学情さんが毎月定例で出されている企業の動向・学生の動向をシェアしたいと思います。
2024年卒採用を継続している企業は85.5%となり、昨年度比で10ポイント以上上回る水準となっていると伝えられています。
内々定辞退の続出により採用活動継続を余儀なくされる企業だけではなく、採用活動を終了した企業にとっても内定承諾後の辞退のリスクは付きまとっていそうです。
複数の採用担当の方と話をした個人的な見解ですが、承諾後の辞退は昨年度より減っているのではないかと思います。しかし、学情さんが伝える通り「選考中の1社が不採用にならない限り、新たな企業にはエントリーしない」という傾向の学生も多く、採用活動を継続している企業にとっては、内定の早期化と活動継続者の傾向を考えると、ここからの母集団形成獲得は難易度が高くなりそうです。
2024卒においては、今の選考中の学生や内定者をどうグリップするか、という点が重要ですね。
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