データとともに振り返る、2024年卒の就活動向とその特徴(CNET Japan)

今朝は、株式会社RECCOO CHROの草深さんが執筆された記事をシェアします。
24卒の就職活動の特徴として、エントリー数の減少と絞り込みの早さから、早く始めて早く終える、タイパの良い「悟り就活」と伝えられています。
こうした傾向も受けて、企業側としては昨年度以上に、採用活動が難化しているというアンケート結果を学情さんがリリースされています。
定性的なコメントの中に、以下の様な声が上がっています。

「プレエントリー数も、選考参加者数も、前年より大きく減っている」
「昨年と同じ時期に、採用広報を開始したら、母集団が昨年の半数にも満たない。早期化を実感している」
「3 月の広報解禁時には、企業探しを終えている学生が多く、母集団形成ができていない」
「既に複数の内々定を持っている学生が多く、内々定を出しても承諾に至らない」
「ここ数年オンライン選考が大半だったので、リアル面接で学生をグリップするスキルが低下している」

※出典元:2024年卒採用は「難易度が高い」と回答した企業が8割を超える(学情)

こうした各社の声を踏まえると、25卒もいかに早く求める学生にリーチするか?という方法論の議論が増えていきそうです。
昨日実施したイベントの中でも、今の採用市況の中では企業側が早期化しないという選択は取り難いという声が上がっていました。

一方で、採用戦略・戦術を考える上では、採用人数・採用ターゲット・採用リソース・採用競争力、様々な要素があるため、
自社の状況に応じた選択をしていく事も重要ですね。

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