2022年度の中途採用実績は大幅に増加 ―50%以上の企業が未充足となり、人材の確保は困難に―(リクルートワークス研究所)

リクルートワークス研究所から中途採用実態調査が発表されました。以下、一部引用いたします。

2022年度下半期の中途採用で必要な人数を「確保できた」と回答した企業は45.8%、「確保できなかった」と回答した企業は52.7%であった。
「確保できた」-「確保できなかった」の中途採用確保D.I.は-6.9%ポイントであり、「確保できなかった」企業の割合が「確保できた」を上回っている。
これは、比較可能な2013年度以来、下半期については最も低い値である。

3月に同じくリクルートワークス研究所が出した「未来予測2040」によると、2027年ごろから急速に人材供給が減少するとありましたが、
中途採用D.I.は2013年以降で最も悪い結果であり、既に2022年から採用難の企業が増え始めている事が分かります。
新卒採用で苦戦して第二新卒に広げるという例も聞くようになりましたが、中途採用市場も非常に厳しくなってきています。

未来予測2040で伝えられている労働供給制約社会がくる前に人材不足による経営問題が深刻化する企業も増えていく事になりそうです。

※出典:リクルートワークス研究所 中途採用実態調査

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