就活選考解禁 企業が内定辞退者に接触、将来の採用視野(日本経済新聞)
今日は日本経済新聞さんの記事で、内定辞退者への接触や内定者フォローの事例が集約された記事をシェアします。
内定辞退率の高まりを受けて、多くの企業が第二新卒としての中途採用を見越し、新卒採用で接点を取った学生と繋がり続けるタレントプールの施策を模索しているようです。
入社直後に将来的な転職を見越して転職サービスに登録する新社会人が増えているという調査結果もあります。
そのため、「新卒で入る会社が全てではない」と考えている学生や内定辞退をした学生にとって、内定を取得した会社と繋がり続けることが可能なのは、喜ばしい事実かもしれません。
一方で、自社の新卒採用者が転職サイトに早々と登録したり、内定辞退をした会社と繋がり続けていることは、受け入れる側の現場や採用担当者にとっては悩ましい問題でもあるかもしれません。しかし、情報がオープンになり、さまざまなサービスやツールが豊富になり、転職もしやすくなってきた現在、従来のような閉じた環境での囲い込みは難しくなってきているかもしれません。それゆえに、採用だけでなく、配置・評価・育成等の人材マネジメントにおいて、自社に期待し続けてもらえるような一貫した施策の実行がより求められていると言えそうです。
【本日のニュース一覧】
6月までに83%が内定を取得するも、半数以上が就活を継続 ―『iroots』ユーザーアンケート― (PR TIMES)