内定企業への意思決定に必要なフォローや情報 (ディスコ)

ディスコさんが5 月 1 日時点の就職活動調査の確報版をリリースされました。
業界としては、情報処理・ソフトウエアの内定だしが増えており、企業規模で言えば大手企業の内定出しが早まっている様子です。
内定状況以上に私が気に留めたのは、内定企業への意思決定に必要だと思うフォローや情報に関する調査です。
フォロー体制や採用活動で開示していくべき情報を検討する上で参考になる調査結果でした。

昨年度以前の調査と比較をし、必要なフォローとして「社員との交流会」や「社内や施設などの見学会」を求める割合が上がっており、
必要な情報として「実際の仕事内容」や「福利厚生制度」「残業・休日の実態」「社風」を気に掛ける方が増えているようです。
いずれもこれまでも重要なフォローや情報だったでしょうが、この変化には以下の様な背景があるのではないかと推察しています。
1. 複数の内定先から選べる状態になっている
2. こうした情報を丁寧に提供する企業が増えている
3. 入社後の具体的な自分の働き方をイメージが出来ないと意思決定が出来ない

ある意味、より慎重に入社先を選ぶ方が増えているとも言えるのかもしれません。

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