2024年卒の大卒求人倍率は1.71倍(リクルートワークス研究所)

リクルートワークス研究所さんから最新の求人倍率が発表されました。
前年2023年卒の1.58倍より0.13ポイント上昇し、2024卒の全体の求人倍率は、コロナ禍直前の2020年卒の1.83倍となっていた時期の水準に近づきつつあり、民間企業就職希望者数45.1万人に対して、求人総数77.3万人へと6.6万人増加し、32.2万人の超過需要となりました。

また、2020卒の4月1日時点の内定率は22.2%(就職みらい研究所調査)でしたが、2024卒の内定率は4月1日時点で48.4%となっており、2020卒よりも2倍以上早いスピードで内定だしが進んでいます。
求人倍率が6.19倍と大きく上昇した従業員300人未満の中小企業や、求人倍率が7倍を超えている建設業、流通業等にとっては、前倒しの上で競争が激しくなり、2020卒以前よりも苦しい状況になっているとも言えるかもしれません。

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