【3rdイベント】
プロティアンキャリア協会とコラボし、これからのキャリア戦略を考える対話型イベントを開催しました!

2022年2月13日(日)13:00〜17:00、オンラインにて、TalkCampの3rdイベントを開催いたしました!!
学生に伝えるべきキャリア理論を学びたい、自身のキャリアを考えるきっかけにしたいと、人事・採用に携わる方を中心に約20名の方にご参加いただきました。

イベントでは、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズの新卒採用担当として活躍しながら、プロティアン・キャリア協会の認定ファシリテーターを務め、多様な越境経験をしている栗原さんにご登壇いただきました。
今回はその様子を少しだけご紹介します!!


イベントの様子 オープニング

オープニングでは参加者同士がブレイクアウトルームでアイスブレイクをした後に新卒採用担当が陥りやすい悩みをシェアし合いました。

参加された皆さんからも、「年齢を重ねると転職市場での評価が低そう」「学生の気持ちが分からなくなってきた」「採用担当からスタートしたキャリアステップが
イメージしにくい」といった声が寄せられ、それぞれ状況は違えど近しい悩みを抱えている事が分かりました。

栗原さんからは採用プロセス毎に求められるスキル・能力を整理した上で、新卒採用担当は『確かな理論・スキル・データであらゆる人をつなぐ“架け橋”になれる存在』だとメッセージがありました。

イベントの様子 プロティアン・キャリア理論編&実践編

その後、イベントのメインコンテンツとしてプロティアン・キャリアの理論のインプットを行いました。

参加された皆さんからは自律的なキャリアとしてイメージしているものはという問いに対して、「自分の成りたい姿に(寄り道してでも)なること」「目標や夢に向かって明確に行動している」「自己決定でキャリアが選べる(選択肢を複数持てる)」というそれぞれが持つ自律的なキャリアのイメージをシェアした後に、これまでのキャリア論とプロティアン・キャリアの違いの理解を進めていきました。

理論の基礎を理解した後、戦略的なキャリア形成におけるキャリア資本の蓄積の重要性を伝えていただきました。
新卒採用担当の業務は社会的資本の形成につながるものであり、新卒採用担当としてどのようなビジネス資本を蓄積していきたいかの戦略を持つ事の重要性を参加者同士の対話を通じて理解を深めていきました。


イベントの最後には、個人ワークとして参加者一人一人の人生のミッション・バリューをアウトプットするアイデンティティシートを記入し、小さな一歩を設定しました。

参加いただいた皆さんからは、「将来に向けた社会関係資本の構築方法を検討する」「4月から入社する新卒社員の研修企画を前例踏襲ではなく社会情勢や会社の戦略を踏まえて企画していく」「学生主体の採用案を社内で通せるように、客観的な情報を収集する」「改めて相手の「将来」も含み面談・面接に挑みます」といった多様な小さな一歩の声を上げていただきました!

ご参加された方の感想

自分のキャリアと向き合う機会として、非常に価値がありました。キャリアについて理論的に学んだうえで、そこに合わせて自身を振り返れるという流れについても、大変学びの多い時間でした。

IT企業(5000名規模) 採用担当 女性

まだまだ全部を理解出来てはいませんが、プロティアン・キャリアという考え方についてなんとなく抽象的にぼんやりと考えてはいたのですが、未来の見据えた人事戦略、キャリア戦略の1つとして、言語化及びご説明頂き理解が深まり、また勇気付けられた部分もあります。

IT企業(100名規模) 採用担当 責任者

プロティアン・キャリアについて理解を深めることが出来ました。理論としてしか学んだことがなかったので、より人事としての実践的なお話が聞けたことで、実際の業務に落とし込んでいけるような気がしました。また、それらを普段関わることのない業界の人事職の方と共有できたこと、アウトプットができたことが良かったです。細かく時間を区切って、共有と休憩のお時間もいただけたのであまり長く感じなかったです。

IT企業(100名規模) 採用担当 責任者

TalkCampでは今後も定期的に、オフライン・オンラインイベントを実施し、“採用がはたらく人の幸せを増やす”世界をつくるため活動していきます!

同じような想いを持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ今後お会い出来たらうれしいです!