◆◇◆◇◆ TalkCamp HR-news 2024.8.16 ◆◇◆◇◆
Pick up-1 学生の企業選択の変化とその対策について~コロナ禍を経た学生が求めるものとは~(マイナビ)
マイナビさんが定点調査として行っていらっしゃる大学生意識調査の内容を受けて、学生の志向性の変化をまとめられています。
「やりたい仕事ができるかどうか」よりも「安定している会社」を求めるようになり、大手志向が高まり、「安定」を図る指標の1つとして福利厚生の充実を重視するようになってきています。
これは、私自身も採用活動をする中で強く感じます。当然、1人1人職業観の違いはありますが、この傾向はしばらく26卒から27卒あたりまで続くのではないでしょうか。採用におけるコミュニケーションにおいて意識すべきポイントの1つとして留意する必要がありそうです。

※図はリンク先より引用(学生の企業選択について/2025年卒大学生就職意識調査)
Pick up-2 2025年卒 理系学生の就職先企業(専攻分野別)(2024年7月)(キャリタス)
キャリタスさんが理系の活動傾向を整理された資料を発表されました。定点で行っていらっしゃる調査ですが、理系採用は苦戦する企業が多く、傾向把握に役立つ内容になっています。
経年との大きな違いはありませんが、活動前の段階から採用競争が始まっていると改めて感じました。就職先決定企業は応募段階で第一志望若しくは第一志望群であり、就職活動以前若しくはインターンシップの時点で企業を絞り込んでいる様子です。採用活動だけではなく、広報活動等ともリンクし、コーポレートのブランディングを行うことが理系採用の成功においては重要かもしれません。

※図はリンク先の資料より引用
Pick up-3 就活AI vs. 採用AI ガクチカ6問で生成・コピペ見破り(日経MJ)
新卒採用におけるAIに関する企業側の活用や学生側の反応がまとめられています。
自社でもAIを選考に活用するか迷われている方は一読の価値がある記事ではないでしょうか。
個人的には、「人間の面接では雄弁さで合格になってしまうこともあるが、AIはその人の資質自体を評価できていると感じる」というコメントがとても気にかかりました。面接における評価の曖昧さや面接官の主観が入ることによるデメリットを今後AIによって解決できる可能性があるのであれば、大手においては選考プロセスの形が数年もすると大きく変わっていく可能性もあるのかもしれません。

※リンク先の記事から抜粋