新卒初任給は22.6万円(2023年度) 7割の企業が引き上げる(労務行政研究所)

各社の初任給の見直しの報道が後を絶ちませんが、労務行政研究所さんから東証プライムの上場企業全体への調査結果がリリースされています。
前年からの上昇額は約7000円、この2年で初任給の引き上げを行う企業が急激に増えている事が分かります。
特に製造業では83%の企業が引き上げており、上昇割合が高くなっている事も特徴的です。
しかし、Indeedの調査によると、アメリカでのエントリーレベルポジションの平均給与は、年間4万153ドル(562万円)であり、欧米諸国の初任給に比べ、日本の初任給はまだ低い傾向があるようです。
初任給引き上げの動きは今期の傾向を踏まえて25卒以降では一度落ちつきを見せるのか、さらに引き上げが続くのか、注視していきたいと思います。

※一般財団法人 労務行政研究所 新卒入社者の初任給調査結果より

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