先週末にマイナビさんが以下の記事をリリースされています。
学生座談会でリアルな声を聞いてみた「長期インターンシップ」に学生が求めるものは?(マイナビ)
記事の意見を要約すると、長期インターンシップは学生にとって有益であるという声が多く、共感できる事も多くあります。

大学1〜2年生から企業で長期インターンシップに参加してきたという学生さんとお話しすることが、私が新卒採用支援に関わり始めた2012年頃に比べて随分増えたと感じます。
直近の調査データを見つけられていませんが、就職白書2020(2020年6月11日発行)によれば3ヶ月以上のインターンに参加している学生さんは2.9%となっています。

長期インターンシップ参加者が増える一方で、個人的に長期インターンシップとアルバイトの違いが少し自分の中で曖昧だったので、chat GPTと一緒に整理してみました。
先ず、長期インターンとアルバイトの違いに関しては以下の通りの回答を得られました。

アルバイトも有給の長期インターンシップも、どちらも雇用契約を結び、一定期間、職場で働くことになります。また、両者ともにスキルアップや経験を積む機会があり、その点では似ています。
ただし、アルバイトと長期インターンシップは、本来の目的やプログラムの内容、期間などに差異があるため、厳密には異なるものです。
アルバイトは、主に報酬を得ることを目的としているため、仕事内容や役割が基本的に同じであり、スキルアップや経験を積むことが期待されるものではありません。
一方、インターンシップは、学生や新卒者が専門的なスキルを身につけるために行われ、プログラムの内容や期間が定められ、自分の専攻に関連した仕事を行い、職場での責任や役割が増えることが期待されます。そのため、アルバイトを長期インターンと呼ぶことはできますが、その場合でも本質的な違いはあるため、適切な表現かどうかは状況によって異なります。また、企業や団体によっては、アルバイトとインターンシップを明確に区別しない場合もあるため、具体的な契約内容やプログラムの詳細を確認することが大切です。

chat GPT4.0の回答より

それなりにすっきりしてきました。もう少しクリアにするために今度はクイズを作ってもらいました。

以下のクイズにおいて、選択肢の(A)が長期インターンシップ、(B)がアルバイトを表します。なお、これらの問題はあくまで一例です。

1. 期間が数週間〜数か月程度の雇用の場合、(A)か(B)か?
2. 主な目的がお金を稼ぐことである場合、(A)か(B)か?
3. 自分の専攻に関連した仕事を行うことが期待される場合、(A)か(B)か?
4. 企業や団体が主催するプログラムである場合、(A)か(B)か?
5. 学生や新卒者が参加することが多い場合、(A)か(B)か?
6. 職場での責任や役割が増えることが期待される場合、(A)か(B)か?
7. 給与が低めである場合、(A)か(B)か?
8 スキルアップや経験を積むことが期待される場合、(A)か(B)か?
9 実務経験を積むことができ、職場での人脈作りや就職活動の際の経歴に繋がる場合、(A)か(B)か?
10. 期間が半年以上〜数年程度の雇用の場合、(A)か(B)か?

ただし、全ての場合が必ずしも明確に分かれるわけではなく、状況によって答えは変わります。

chat GPT4.0の回答より

皆さん、こちらの答え分かるでしょうか?
設問7は少し違和感ありますが…前述の回答と照らし合わせると、かなり分かりやすいクイズです。

私はこのchat GPTとの対話を通じて、学生さんがアルバイトを行う際にお金を稼ぐことだけを目的にせず、
自己成長も目的の一つにし、積極的にフィードバックを受け取ったり、役割を広げたりすれば、
結果的に長期インターンと同じような効果をアルバイトでも得られる事もあるのでないかと改めて感じました。
実際、〇〇で〇年アルバイトをしているのであれば…という評価になるアルバイトもいくつかありますしね。
就活のタイミングになってからエピソードを盛ったり、脚色するのは避けたいものです。

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